RaspbianでBoost 1.60を野良ビルドする
Clang 3.8につづいてBoost 1.60もコンパイル & インストールするというシンプルなお話です。
前提
- Raspberry Pi 2 Model B以上(多分3 Model Bでも行けると思う)
- Raspbian(update, upgrade済み)
- ほかのBoostとの共存は考慮していません
- Clang 3.8
準備
以下のページからboostのアーカイブをダウンロード(boost_1_60_0.tar.bz2)して、作業ディレクトリに保存しておきます。
また、メモリを大量消費するので、Xを使わず、フレームバッファコンソールかSSH経由での作業をオススメします。
コンパイル & インストール
$ sudo apt-get install libicu-dev libicu48 python-dev libbz2-dev $ cd <作業ディレクトリ> $ tar vjxf boost_1_60_0.tar.bz2 $ cd boost_1_60_0 $ ./bootstrap.sh --with-toolset=clang --with-libraries=all --with-icu --prefix=<インストール先> $ ./b2 toolset=clang install -j2 --prefix=<インストール先>
以上です。オプションさえわかっていれば割と行けますね。(オプションの調査、確定が面倒なんですけどね。)